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UPDATE

2018年6月14日に20歳を迎えた中川大志が、写真集『maka hou(マカホウ)』を1月14日の成人の日に、その翌月には自身初となるBlu-ray『holoholo(ホロホロ)』をリリースする。二十歳という大きな節目を迎えたばかりの彼が、写真集&Blu-rayに込めた思い、また役者としての心情を赤裸々に語ってくれた。

作品も役柄も通していない“ただの僕”がいます

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―― デビューは11歳。ドラマ『家政婦のミタ』で一躍有名になったのが13歳。中川大志は二十歳を迎えるまで途切れることなく話題作に出演しつづけてきた稀有な存在。人生の半分近くを役者として生きてきた彼にとって、ありのままの姿を写し出した本作について語るとき、意外にも少し居心地の悪いような、戸惑うような感情が印象的だった。

「まずは二十歳の区切りで作るものなので、今まで見せてきてない顔を見せる。そんな新しい試みを意識して取り組みました。写真選びにも参加させていただいたのですが、普段の俳優の仕事は何かしら作品があって、役柄を通して皆さんの前に立つ仕事。つまり素の自分を見ていただく機会って本当に少ないんです。ところが写真集とBlu-rayでは、そのフィルターが取っ払われた状態で、あくまで自然体で、つくりこまず、背伸びをするわけでもなく、とにかく“ただのハタチの男”がそこにいて。あまりにもそのまんまの僕が詰め込まれているから、これを作品として世の中に見せていいのかな?なんて戸惑いもありました。もちろん、今までも役を通して自分をさらけ出している部分はたくさんあるんですが、とはいえスイッチはONになっている。でも、この作品たちに関して言えばOFFモードなんですね。そのせいか、カメラの前に立つときも、気負う感じもなくって心がすごく楽だった。作品も役も担ってないってこんなに自由なんだって実感できた。だからたぶん、この写真集とBlu-rayを見ていただくと、僕のことを好きになってくれる人もいれば、『あれ?なんかイメージと違う』って肩透かしをくらう人もいるかもしれないです(笑)。なので、手に取っていただいた方の自己責任でお願いします!」

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―― おちゃめでストレートで、客観的な人柄。スイッチがOFFの自分に対して、「役者は役がなかったらただの人だから」とふと口にした言葉にもプロフェッショナルな一面がにじんだ。

「僕の仕事は、見てくださる方がいないと成立しない。作って、誰にも届かずに終わりになってしまったら、ただの自己満足になってしまう仕事だと常々思っていて。だからこそ、役を介していない僕の姿で大丈夫?なんて思うわけです。どの仕事も同じですが、最終的にお客さんに届くことが仕事のモチベーション。どう届くのかはわからないけど、見てもらわないことが一番悲しいことで、この写真集に関しては、応援してくださる方への感謝の気持ちだったり、これから僕のことを知ってくださる人への自己紹介のような一冊になればいいですね。でも、本音を言えば、役者をしているからこそ僕自身よりも演じた役柄が愛されたり、嫌われたりするほうが嬉しかったりもします。誰かの記憶や印象に残れたら幸せ。そういう意味では、ドラマの役名で声をかけてもらえるとすごく嬉しいんですよ」

―― 自分自身よりも演じた役で記憶に残りたい。少し居心地が悪そうにしていた理由は、そんな役者の本能のようなものからきているのかもしれない。ただ、今回の撮影で初めて訪れたハワイの話にうつると、途端に少年っぽさが顔を見せる。

「ハワイは初めてだったんですが、行く前は『今さらハワイってベタなんじゃない?』と少々ナメている自分がいました……。ところがいざハワイに行ってみると、あまりの心地良さに『あ、こりゃ正月にみんなハワイに行くわけだわ』って納得しちゃいました。悔しいけど(笑)。景色も空気も居心地もすごく良くて、純粋に感動したし、テンションも上がった。夕日を見て、あまりのキレイさにうっかり泣きそうになったりとか……。ハワイだったから嘘のない感情とかリアクションが引き出されました。五感がすごく刺激された場所でもあります」

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―― 中でもおすすめのカットを聞いてみると……。

「海ではしゃいでるところとか、ぐしゃーっとした顔になってるところとか、写真集じゃないと出せない表情かな。雑誌だったらカットになっているであろう表情がいっぱいあって、でも、それを見せることに意義があるんです。僕が個人的に好きなのは、やっぱり夕日のカットです。日本のそれとは色が違ってすごく濃い色合いで、心が洗われるってこういうことだ!と経験できました」

―― 写真集発売の1ヶ月後には、同じくハワイで撮影された1st Blu-rayがリリース。こちらは丸一日かけて、中川自身がやりたかったことを詰め込んだ内容に。よりプライベート感に溢れた、ほのぼのとした映像になっている。

「撮影はディレクターさんと二人きりでした。ハワイでやってみたいことをやっていくっていうシンプルな企画だったので、僕としてはまるで家族旅行のホームビデオを見ている気分。あまりに自分がありのまますぎて『これ、大丈夫かな?』って今でもちょっと不安です(笑)。ナレーションにも挑戦したんですが、台本は大まかな流れだけで、映像を見ながら自分にツッコミを入れたり、自由にコメントしていきました。自分の映像に自分でナレーションって変な感じでしたね。カメラが回ってる、いないは関係なく、普段からしている“おふざけ”も入っています」

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―― 映像の終盤には、二十歳を迎えた率直なインタビューも収録され、よりパーソナルな部分に迫る構成になっている。実際に二十歳を迎えてから数ヶ月たった今、かつて思い描いていた“はたち”を振り返ってもらった。

「年齢はすごく意識をしていました。なんでかというと、僕が14,15歳のときに学園ドラマなどで当時20才くらいの人と共演することが多く、撮影を終えて飲みに行ったりする姿を見ていて、すごく憧れを抱いてたんです。僕自身、年齢よりも大人に見られることがあったから、先輩方が近い存在ではありながらも、でも実際には未成年と大人っていう大きな差も感じていて。頑張っても追いつけないけど、でも追いつきたいって思っていたから、ハタチはひとつの特別なタイミングだったと思います。ただ実際になってみると、人って二十歳になったからといって急には大人になれるわけじゃない。根本的なところは小学生のときと全然変わってないなぁって最近よく思います」

―― 二十歳になったことで訪れた心境の変化。それは、写真集のタイトル『maka hou(マカホウ)』が何よりも雄弁に表現している。『maka hou』とは、ハワイ語で「新たな出発」を意味する。

「今まで、どの現場にいってもずっと最年少ポジションでした。だから10代であること、年下であることに対して甘えられた部分も少なからずありました。20代に突入して、『まだ中学生なのにえらいね』『まだ高校生なのにすごいね』っていう場所から離れて、やって当たり前、できて当たり前というところに足を踏み込んだ実感があります。気づいたらどんどん年下の人も出てきていますし、改めて帯を締め直してぶっ飛ばしていかなきゃ。それに、同世代には……負けたくないですね。絶対負けたくない。これ、あんまり言いたくないですけど(笑)」

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―― そんな勢いのある流れで2019年の抱負を尋ねると、思いがけない言葉と出会う。

「仕事の抱負は元気に現場に行くこと。風邪を引かずに過ごすのが目標。体調を万全に整えるためには、健康的な食事や習慣が求められると思います。風邪を引くとパフォーマンスに影響が出ちゃうので。将来的に役者としてどうなりたいっていうのは特にないんです。というのも将来どうなっているかわからない仕事ですし、先のことを想像して悩むのは時間がもったいないし、とりあえず目の前のことをひとつひとつ集中してやっていくだけだと思うから。1年後、2年後どうなってるかわからないっていうのをネガティブに捉えず、楽しみにするためにも“今”を大切に。理想をいえば、役者をやりたいと思っている間は演じ続けられたら嬉しいです」

―― プライベートでも、濃密な毎日を送ることが一番の目標とのこと。

「来年は旅行に行きたいです。毎年思っているだけだったから。空き時間があるとスマホで旅行サイトをチェックするのが好きで、良い旅館、素敵な温泉をチェックして、『ここなら車で2,3時間かなぁ』とか『2日休みがあったら行けるじゃん』って妄想しながら。そういうのを妄想で終わらせず、きちんと実現して、充実させたいですね。こういうのって、“できそうか、できなさそうか”じゃなくて、もう“やるかやらないか”なんですよね。自分の意志次第。どうにかスケジュールをこじ開けて、来年こそは決行したい。いや、します! 普段からも、なんとなく過ごしてしまう時間を減らしたいと思っていて、観たい映画や舞台、行きたい場所や買いたいもの、勉強したいことを最近はメモするようにしています。仕事の合間の時間も充実させて、『今日のあの時間、何してたっけ?』とならないような一日を積み重ねていけたらと思っています」


Writing:長嶺葉月

インフォメーション

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(C)SDP

BOOK

中川大志 写真集『maka hou』

1月14日(月・祝)発売


撮影:立松尚積
価格:2,600 円(税抜)
サイズ :A4変型
ページ数:120 ページ
発行:SDP

今年の6月14日(木)に二十歳の誕生日を迎えた俳優・中川大志が、直後の6月下旬からハワイにて撮影を行った写真集。写真集の撮影を務めたのは、彼が14歳の頃から撮り続けてきたカメラマン・立松尚積氏。二人の絶大な信頼関係の元、ハワイの開放的な空気の中で撮り下ろされた写真には二十歳を迎えたばかりだからこそ撮ることのできた、フレッシュで、且つ彼ならではの多彩な表情が写し出されている。また、制作では写真のセレクトなどにも彼の意見が存分に取り入れられたものに。インスタントカメラで撮り下ろした写真や、ハワイでの直筆滞在日記、ほかでは決して見ることのできない二十歳の誕生日を迎えた瞬間から毎日撮影しているオフショットなどが収録された、バリエーション豊かな中川大志の“はたち”を詰め込んだ一冊。

▼特設サイト




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PHOTO EXHIBITION

中川大志 写真集『maka hou』発売記念写真展『pono‘i(ポノイー)』


期間:2019年1月17日(木)~1月27日(日)
時間:11:00~20 :00 ※会期中無休
会場:GALLERY X BY PARCO(東京都渋谷区宇田川町13-17 スペイン坂路面)
入場料:無料
運営:PARCO SDP

▼公式サイト


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Blu-ray

中川大志 1st Blu-ray『holoholo』

2月14日(木)発売
※2019年1月14日(月・祝)のイベントにて先行販売


価格:4,000 円(税抜)
発売元:SDP

初めて訪れたハワイで、丸一日の自由時間を得た彼がどう過ごすのか? 自ら企画を立てて、行き当たりばったりの旅へ。トロリーバスから、セスナ飛行、カヤック探検など、初めての土地で初めての経験をしていく中で、「僕ってこういう人間です」と自分で語るほど、今まで見ることがなかった中川大志の素顔がたっぷり収録されたドキュメンタリー作品。また後篇には、同じくハワイで撮影された写真集『maka hou』のメイキング映像もあます事なく収録。様々なロケ地を巡った写真集撮影の裏側で収められたとっておきの表情が詰め込まれている。

▼特設サイト

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