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テニスコート 「テアトロコントspecialテニスコートのコントミックス『大交流会館』」開催!

テニスコート主催コントライブイベント「テアトロコントspecialテニスコートのコントミックス『大交流会館』」が、7/27(土)~7/28(日)渋谷・ユーロライブで開催された。

テニスコートとは、神谷圭介、小出圭祐、吉田正幸の3名からなるコントグループ。「テニスコートのコント」と題した自主公演を開催する他、書籍・雑誌などにイラストや文章の提供も行う。2016年よりNHK Eテレ「シャキーン!」に構成作家として参加。7月スタートのテレビ東京/paravi ドラマ「びしょ濡れ探偵水野羽衣」(現在 毎週水曜25:35放送中)で初めてドラマの脚本にも挑戦している。

今回開催されたイベントでは、豪華ゲスト作家&出演者、日替りスペシャルゲストと 2日限りの“大交流”を実施。ここでしか見ることのできない厳選されたコントの数々で来場者を楽しませた。

テニスコートは、8/27(火)渋谷O-nestにて開催される「香魚荘827」への出演が決定している。
今後のテニスコートの活動にぜひご注目ください!

■テアトロコントspecial テニスコートのコントミックス「大交流会館」概要
作・演出・出演:テニスコート
ゲスト作家:
大北栄人(明日のアー)、金山寿甲(東葛スポーツ)、高橋永二郎(Whales)
ゲスト出演者:
xiangyu、長井短、八木光太郎、山口ともこ
スペシャルゲスト:
光浦靖子(27日のみ)、いとうせいこう(28日のみ)
※五十音順(敬称略)

【イントロダクション】
「ねればねるほど色が変わって」老婆は不敵な笑みを浮かべる。混ぜれば混ぜるほど色が変わり膨らんでいく。その様が可笑しくて仕方がない。可笑しさが込み上げ老婆の身体を小刻みに震えさせる。冷静さを取り戻し再びトレイに入れた粉を水で混ぜ始める。だめだった。混ぜれば混ぜるほど色が変わり膨らんでいく。もうそれが可笑しくて仕方がない。堪え切れず吹き出した老婆の笑い声が館に響き渡る。その館はかつて行政によって建てられた。いわゆる箱物である。町民が集い交流を深めた大交流会館も急激な過疎化の煽りを受けいまや廃墟同然である。「ねればねるほど色が変わって」老婆は混ぜ続ける。これは一体何だ。可笑しくてどうにかなってしまいそうだ。「こうやってつけて・・」老婆が膨らんだものを口に運ぶ。ケミカルな味が口一杯に広がった。「・・美味い」そう老婆が呟いた瞬間、ティーリッティリーという軽薄な音と共に辺りが激しく明滅した。薄暗かった館内が眩いくらいの明るさに包み込まれた。光の中に老婆が見たもの。それは懐かしい光景だった。沢山の人々で溢れかえるかつての大交流会館の姿だった。
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